ブライダルフェア3件目で予約したのは、東京丸の内にある東京會舘です。
東京會舘は2019年1月に新本館がオープンしてリニューアルしました。
ゲストとして行ったことのない会場へ
これまでに友人や会社関係で招かれた結婚式で「行ってみたことのある会場」よりも、未知のところを見てみたい…という動機で、東京會舘のブライダルフェアに申し込みをしました。
東京會舘は2019年1月にリニューアルしており、その後、2020年3月頃から長いこと新型コロナウイルスのため結婚式の開催が少なくなったこともあり、一度も見たことのない会場です。
女子の想いとして「ウン年前の〇〇ちゃんと同じ会場(あの時と比べて、あーだこーだ)」というよりも、初めての会場が良い…という面もありました。
まさかの「お祈り」回答
web上で空席〇表示の候補を選んでいたので、あとは決定のお知らせが届くだけ…と思っていたところ、会場スタッフから電話がかかってきました。
「ご招待するゲストの人数は何名様くらいでしょうか…?」
30~40名くらいの予定で「あのコもこのコも」と大幅に増えることはありません…と回答したところ、
「6カ月後くらいだと日程的に空きがなく、1年後とかまで先延ばさないと難しい」
とのことで、お二人の健やかな未来と素敵な結婚式開催をお祈りいたします…とまでは言われなかったものの、事実上のお断り回答でした。
「もっと先の日程ならば空きがある」の怪
電話を受けた時点では、空きがないのではしかたないねと納得していたのですが、その後いろいろと調べてみたり、知人からの情報を得たところ、どうやら違う事情があるのではないかと気がつきました。
ゼクシィなどの調査結果では、結婚式場の見学は希望日程の6~12カ月前から始めることが多いとのことで、どちらかというと「半年以内に急いで開催したい」という需要はとても少ないようです。
海外赴任が決まったので急いで…といった特殊な事情がなければ、準備にある程度の期間を確保しておきたいですし、ゲストもあまり急な声掛けだと都合がつかないかもしれません。
つまり式場サイドとしては、半年以内の日程で空きがあるならばなるべく埋めたい、1年以上先の日程は(この先いくらでも希望者が来るのだから)無理に埋める必要はない、ということになります。
希望日程が空いていない場合に「急ですが、5カ月後のこの日であれば」という打診はありえるとしても、「1年以上先でないと難しい」というのは、不自然なのです。
日程というよりは人数規模の問題か
あらためて東京會舘の披露宴会場の紹介ページを見てみましょう。
大きな会場(着席人数で90~135名)が主体で、最も小さな会場でも40~96名となっており、私たちの希望する「30~40名」ですと小さい会場でもちょっとスカスカ気味になってしまいます。
もちろん、会場の目安人数よりも少ない人数で実施すること自体は不可能ではありませんが、式場サイドとしてはやはり料理や引出物などの利益率も鑑みて、ある程度の人数で実施してもらいたいと考えるものでしょう。
そこで「その人数規模ですと、ウチは商売にならないので…」と直接的な表現をするのでなく、日程の問題ということにしてお断りされた可能性が高いのかなと思っています。
どんな会場なのか見てみたかったので残念!でありました。