ブライダルフェア2件目は「ザ・キャピトルホテル東急」へ行ってきました。
当日は概要説明→披露宴会場見学→商談→日枝神社へ移動して挙式場見学という流れで、全体で3時間ほどでした。
概要説明
結婚披露宴を開催可能なホテルはたくさんありますが、そのなかでも最大手のひとつといえるであろう、ザ・キャピトルホテル東急へやってきました。
溜池山王、永田町、赤坂見附、霞ケ関の各駅に囲まれた立地で、大都会・東京の最中枢部に位置しています。
そのような ハイクラス なホテルですので、エントランスからして重厚な雰囲気が漂っています。
エントランスに飾られたオブジェなども高級感があります。
概要説明では、ザ・キャピトルホテル東急の強みとして、都心どまんなかの立地ゆえアクセス性が良いこと、ホテルの客室を控室として利用するため居住性が良いこと、日枝神社が隣接していることなどの紹介を受けました。
部屋からは都会の景色を一望でき、控室にするにはもったいない広い部屋でした。
神社の立地については、これまであまり気にしたことが無かったのですが、神前式で挙式をする場合は「神社」(または神社に相当する神殿)で実施となりますが、「ホテルの敷地内に神社がある」もしくは「神社が境内で経営しているホテル」というのは聞いたことがありません。
かの有名な明治記念館は、明治神宮外苑(いわば「神社の敷地内」)に挙式会場があり、大手の結婚式場では敷地内に神殿もありますが、どちらかというとそれらはレアケースであるようです。
一般的には、神前式の場合は「神社」で挙式した後に、挙式会場まで移動する必要があるのですね。
その点で、ザ・キャピトルホテル東急は日枝神社に隣接しているので、とても便利!ということになります。さらに、当日は坂道を歩かなくて良いように、わずかな距離ながらハイヤーでピストン輸送をしてもらえるとのことでした。
その他、すでに八芳園へ見学へ行って気持ちは傾きかけていることをお伝えしましたが、無理に引き込むようなセールストークはなく「おふたりがここ、と決めたところにするのが一番」とのお言葉をいただきました。
披露宴会場見学
続いて、披露宴会場を2か所見学しました。
まずは大人数向けの「鳳凰」へ。
こちらは最大220名ととても大きな部屋で、ホテル式場らしく天井が高く、重厚感のある造りとなっています。
なお、こちらを40名で使用すると「だだっぴろい」感じになってしまうため、半分に仕切って使用するとのことでした。
続いて、中宴会場の「桐」へ。
こちらは最大60名で、40名弱くらいで使用するにはちょうど良さそうな広さですが、天井が低めになっています。
大きな部屋の「鳳凰」を半分に仕切るのはちょっと見栄えが微妙で、かといって「桐」だと天井が低くいのが気になるポイントで、やはり40名くらいで開催というのは結婚式場のボリュームゾーンから外れているのかな?とも感じました。
なお、いずれの披露宴会場もメインエントランスのある3階(ロビー階)から1階に降りる形となるため、地下へ降りるような閉塞感が少々気がかりでした。
八芳園では大きな窓から庭を見渡せたので、ここが大きな違いでした。
試食は無し
ブライダルフェア最大のお楽しみパートの披露宴メニュー試食ですが…
予約画面で「満席」となっていたところを電話交渉したところ「試食無しであれば、見学対応は可能」とのことで希望日でお願いしたため、この日は試食は無しでした。
メニューを見た限りでは、ちょっと凝りすぎで親世代にはちょっと微妙かな…?という印象でした。
挙式場見学(日枝神社)
ザ・キャピトルホテル東急から日枝神社へ移動して挙式場見学です。
日枝神社には、挙式関係を専門に対応する「日枝あかさか」という組織があり、説明や案内もホテルスタッフから日枝あかさかのスタッフにバトンタッチします。
神社の建物の内側に入るという経験はほぼなく、とても厳かな雰囲気でちょっと気後れしてしまうな…と思っていたところに、夕方の閉門時刻となり太鼓の音が ドン!ドドン! と聞こえてきて、
「挙式のときも、このように太鼓を打ち鳴らします」
とのことで、ふたりとも ビビリ 気味です(笑)
費用面については、八芳園で見聞きしていたとおり、神社での結婚式というのは全国どこで実施しても費用は10万円程度とのことでした。
商談
さて、日枝神社の見学を終えてホテルスタッフのもとへ戻り、商談タイムとなります。
八芳園の見積と比較しやすいように、概要説明時に人数規模(40名弱)、お色直しの有無、ウェディングケーキカットの有無などをお伝えしておきました。
気になる提示金額は、総額およそ360万円。
限定割引プランという形で「パッケージ」にまとまっているため内訳は細かく記載されていませんでしたが、
・披露宴 200万円強と推定
・写真、ビデオ 20万円弱
・衣装、美容関係 100万ほどと推定
※和装洋装4点+色打掛追加
・引出物など 10万円強
といった形でした。
挙式料金(約10万円)については、ホテルではなく日枝神社(日枝あかさか)との契約になるため含まれていません。
割引パッケージが適用されても総額360万円ということで、実際の費用は2倍とまではいかなくとも、500万円くらいまでは想定していなければなりません。
これは、かなりの予算オーバーです。
ここでは大手式場の八芳園よりも安い金額が提示されて、迷ってしまうだろうと予想していたので、ここで高い金額が出てきたのは予想外でした。
特に高い(粗い)見積だと感じたのは衣装関係で、色打掛の追加が定価45万円→特別割引25万円となっていました。
定価というのはあって無いようなものとはいえ、八芳園のお色直しフリープラン(新郎新婦ふたりで約70万円相当)を見た後だと、1着追加で25万円アップは高いなと感じました。
やはり複数の会場を見るのが重要
もともと八芳園に狙いを定めていたこと、ザ・キャピトルホテル東急から提示された見積が予算オーバーであることから、八芳園を選択することがほぼ確定的となりました。
事前にマイナビウェディングなどでザ・キャピトルホテルの予算感を調べていて、やはり300万円を下回ることはないだろう、との予測はしていましたが、実際に見に行ってみることで八芳園との違いが良くわかり、納得したうえで八芳園に決めることができました。
第二候補であっても、ちょっと出かけるのが手間だなと感じても、実際に見てみることが大事ですね。